先日は書籍「映像作家100人」の著者でもある、庄野祐輔さんをお招きして、参加した学生や講師の方々のお勧めのMVやCM、映画などの映像を見ながら、雑談したり庄野祐輔さんのお話を聞くという貴重な時間を過ごしました。
余談だが今僕は動画編集について、とあるスクールで「動画クリエイター専攻」コースを受講している。
企画したのは在校生の若い子たち。庄野祐輔さんをお呼びしたのでガチガチに緊張していました。若い子たちは20代前半の子達でセンスもあり、好みも今どき。参加して下さった講師の先生がチョイスした映像は唸るものでした。
庄野祐輔さんは最新の映像ではなく、あえて1990年代の作品をチョイスしてくださり、お話も聞けてとても刺激と感銘を受け良かった。お忙しい中、来ていただいてありがとうございました。
★若さという武器★
今回この企画に参加して感じたのは、「若いというのは武器」だなと言うこと。それは若さを武器にとかでは無く、その「時代に順応」している「怖さを知らない」「可能性と希望に満ちている」「エネルギッシュ」であると言うこと。
そして何よりの感じたのは「時間があること」。これはとても凄いことで、ある意味では「守るものがない」「しがらみがない」「やり直しができる」と言う無敵状態である。
そんなことは無いと今の時代の子達は言われるかもしれないが、それなりに時代を生き、色んなものを見聞きし経験してきた昭和の僕から言えば、圧倒的にそうなのです。
だから余計なことを考えずに、「今出来る」ならがむしゃらに、失敗をおそれずにのめり込んで欲しいと感じる。
★では僕らは★
ではそれなりに生きてきた僕世代らはどうなのか?と言えば、可能であるならばGO!である。みな抱えている事情もあると思いますし、若い子たちに比べて圧倒的に色んな意味で「時間がない」「守るものがある」「しがらみがある」ではあるが。
それでも僕らも彼らみたいな時代があった。僕ら世代の強みとは。良くも悪くも「経験」ではないかと僕は思う。その経験をもとに、その経験に囚われずに゛新しいもの・感性・人々゛に「恐れず」「否定せず」「受け入れて」新しいものを「生み出す」こと。
「新しさ」「古さ」は「今」である。そして「これから」を生みだす糧となり「エネルギー」となる。出来るのであれば、どんどんと各世代で交流し「融合」していくべきだと僕は思う。
ただし例外もある。それは「偏見」「違和感」であり、各世代の「優越感」「劣等感」からくるそれらは、あらゆる物事をこじらせ「阻害し破壊」する。
もう一度言いますが「新しさ」「古さ」は「今」である。そして「これから」を生みだす糧となり「エネルギー」となる。
★だこらこそ★
若い世代も僕ら世代も「言い訳せず、恐れず、拒絶せず」にお互いに色んなものに物事に「関わり続ける」べきだし「あきらめない」ことだと思う。そして人にも時代にも「リスペクト」しあい「融合」すれば新たな「創造」が可能となる。
僕らは「今」を生きている。人生は上書きではない。バージョンアップなのだ。いつ誰でもそれは出来るのだ。
時代と融合-新たなる創造-
上を向いて歩こう。
くれぐれもお互いに「足を引っ張り合う、罵り合う」事のないように。
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